梅雨シーズンの頭皮はトラブルだらけ！？　スカルプケアを始めよう

湿気が多く、ジメジメとした空気が身体にまとわりつく梅雨。 過ごしにくくストレスを感じやすい季節ですが、頭皮も同じようにストレスを感じています。この季節は、頭皮から汗や皮脂が分泌されやすい上に、細菌が繁殖しやすくなっているのです。ベタつきやかゆみ、ニオイなどのさまざまなトラブルに発展する恐れがあるため、梅雨時期の頭皮にはスカルプケアが欠かせません。 正しいスカルプケアの方法をチェックして、梅雨の頭皮トラブルを防ぎましょう。

ベタつきやかゆみ、ニオイ……梅雨に頭皮トラブルが起きやすいワケ

梅雨は高温多湿のために、頭皮からも汗や皮脂が多く分泌されます。この分泌された皮脂が酸化すると、加齢臭のような独特なニオイが発せられます。ニオイとともに皮脂によるベタつきが起こり、見た目にも影響を及ぼすため注意が必要です。 また、高温多湿の梅雨シーズンは、頭皮が蒸れやすくなっています。蒸れた状態を放置していると細菌が繁殖しやすくなり、さらなるニオイやかゆみにもつながるため注意しなければなりません。 梅雨は雨に濡れてしまうことも多いですが、髪を塗れたままにしておくとより一層頭皮が蒸れやすくなるため、なるべく雨に濡れないよう工夫することが大切です。

梅雨シーズンの頭皮トラブルを防ぐスカルプケア

頭皮から皮脂が分泌されると毛穴に詰まって、ベタつきやニオイの原因になります。頭皮の毛穴詰まりを解消するためには、皮脂をオイルによって溶かして洗い流す方法が有効です。 そこで取り入れたいのが、オイルを使って行う“頭皮クレンジング”。 乾いた頭皮にオイルをなじませてマッサージし、サッと洗い流すことでシャンプーだけでは取り除けなかった皮脂をスッキリと落とすことができます。 使用するオイルは、ホホバオイルやオリーブオイルなどでもOKですが、頭皮クレンジング用のオイルも市販されています。まずは手軽なホホバオイルなどから始めてみて、慣れたときに頭皮クレンジング用のオイルに挑戦してみるという方法もおすすめです。 それでは早速、頭皮クレンジングの詳しい方法をチェックしてみましょう。 ＜頭皮クレンジング手順＞ 1.オイルを手のひらに適量取り、両手をこすりあわせて手のひらに伸ばす 2.頭皮全体にオイルをなじませる 3.両手の指の腹を使って、小さく円を描くようにクルクルと頭皮全体をマッサージする 4.1～2分程度マッサージを行い、ぬるま湯でしっかりと洗い流す 5.いつも通りにシャンプー・トリートメントをして完了 シャンプー・トリートメントをしたあとは、素早くタオルドライをしてドライヤーでしっかりと乾かすのがポイントです。頭皮まできちんと乾かさずに生乾きの状態にしておくと、せっかくキレイにした頭皮が蒸れやすくなってしまいます。 7～8割程度を温風で乾かしたあと、残りの2～3割は冷風で仕上げることでパサつきを抑えながらもしっかりと乾かすことができますよ。 洗い流さないトリートメントなどをつけるときには、頭皮にはつけずに毛先中心につけることもポイントです。

何かとストレスを感じやすい梅雨シーズンですが、頭皮がスッキリとしているだけで気分が少し晴れやかになるものです。 健やかな頭皮をキープするためにも、週に1～2回を目安に頭皮クレンジングを取り入れてみてくださいね。

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